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2009年08月18日

アニーサリバン

パソコンとコーヒーと共に…
もう少しがんばるぞ
アニーサリバン

2008年8月18日に届いたメール…
とても良いメールでしたので残しておりました。
今日はそのメールを紹介します。



☆1本のホウキが生んだ世界の奇跡☆


ヘレンケラー。何も見えず、何も聞こえず、何も話せない。完全な闇。。。
三重苦というとびきりの障害をもちながら、アニーサリバンという最高の教師の力を得て成長し、世界中の福祉に貢献した誰もが知る偉人です。

彼女の力が、どれほど世界中に莫大な力をおよぼしたか、どれほど多くの人々を救ったか今更語るまでもないでしょう。

「なぁーんだ、よくある偉人のおはなし?」

いえいえこれは、ニューイングランドにある精神病院で働く、名も知れぬ、普通のお掃除のおばさんのお話です。

彼女のはたらく病院の地下室には、「緊張型精神分裂病」と診断された10歳の少女の患者がいました。

何に対しても反応を示さず、ただ暗い地下室のベッドにうずくまっているだけ。
少女はもう回復の見込みはないと、考えられていました。

世界から見放され、一言も話す事なく、胎児のように丸まったまま、決して動こうとはしなかったのです。
以前は可愛らしい少女だったのですが、いまや日々、やせ衰えていくばかり。
彼女は、そんな少女の個室のまわりを、毎日掃除をしにやってきました。そして、ドアの隙間から食事をホウキの柄で中に押し込みます。

彼女にも同じくらいの歳の娘がいたせいか、少女を不憫に想いますが、そこはただの掃除婦、もちろん何もしてあげる事はできません。

そこで彼女は、せめてそこを去る前に、うずくまる少女の肩をホウキの先でそっとつつくことにしました。
「ねぇ、あなたは一人ではないんだよ。少なくとも、ここにあなたを気にかけている人間がいるんだよ」

という思いを伝えたかったのです。。

掃除のおばさんには、この程度のことしかできませんでした。ほんの小さな愛の実践です。ホウキの先ほどの。。。。

でもその程度しかできなくても、ただただ、伝えたかったのです。だから来る日も来る日も、彼女はホウキの先で、その少女を優しくつつき続けました。

そして何週間経ったある日の事。。。小さな変化が起こりました。

ただ死を待つばかりだった少女が、なんと、自分の手で食事を受け取るようになったのです。

さらに時が経つにつれ、少女は座る事もできるようになり、掃除婦のおばさんと話をすることまでできるようになったのです。

こんな事ってありえるのでしょうか?偉いお医者さんたちも、完全にお手上げだったのに。。

こうして少女は、やがて奇跡ともいえる回復を遂げることができたのです。

それから何年か経った、あるうららかな春の日。。。
その精神病院の院長は、アラバマ州の一人の紳士から、ある依頼を受けました。
その紳士のお子さんが、重度の障害児で、世話をしてくれる人を探しているというのです。

その頃、あの奇跡的な回復をとげた少女は20歳になっていました。

院長は、自信を持ってその彼女を、紳士に紹介しました。

彼女の名は、アニーサリバン。

そう、ヘレンケラーの偉業を生み出した教師です。

地下室でただ死を待つしかなかったあの少女です。。
ヘレンケラーの世界的偉業、それはアニーサリバンが、創りだしたという事は今や万人が認めるところです。

でも、ちょっと思い出してみてください。

そのアニーサリバンを創りだしたのは、誰なのでしょう?

ヘレンケラーとサリバンの業績だけを見ていると、見落としてしまいがちですが。

しかし、その奇跡の真の生みの親は誰だったのでしょうか?

どんな大木も、どんな大企業も、どんな大成功も もとを辿れば、全て小さな種から始まっていることを忘れたくないと思います。


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この記事へのコメント
とてもいい話ですね
感動しちゃいました

小さな愛の実践・・・出来る人になりたい。
Posted by GakiiGakii at 2009年08月19日 10:41
こんばんは。凄い話しですね!!
掃除のおばさん・・・・・
縁の下の力持ちって感じです。
Posted by KINJYO at 2009年08月19日 22:30
Gakiiさん
コメントありがとうございます
心温かくなりますよね
これからもよろしくお願いします
Posted by よねす at 2009年08月23日 07:26
KINJYOさん
いつもありがとうございます
素敵なお話ですよね
いつでも読み返せるように
メールは保存していますよ
Posted by よねす at 2009年08月23日 07:31
 
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